第5661回 湖北「賤ヶ岳・余呉湖一周」  2021. 10. 24. space
余呉湖をバックに集合写真
余呉湖をバックに集合写真
1.びわ湖と竹生島 2.武者像と伊吹山
びわ湖と竹生島 space 武者像と伊吹山
3.びわ湖を背に 4.湖畔から横山岳
びわ湖を背に space 湖畔から横山岳
5.アサギマダラ 6.マムシグサの実
アサギマダラ space マムシグサの実

 余呉駅から岩崎山、大岩山を経て賤ヶ岳を目指す。ひのき、アベマキ等の雑木からなる森の道を歩く。アベマキの根元にドングリがたくさん落ちていた。今回は岩崎山の209.3m三角点、大岩山先の269.7m三角点、そして賤ヶ岳山頂の421m三等三角点、すべてをタッチして回った。賤ヶ岳は、羽柴秀吉が天下人となる「賤ヶ岳の戦い」の舞台である。途中、大岩山の秀吉方武将・中川清秀の墓・砦、首洗いの池にも立ち寄った。墓の近くでアサギマダラを見かけた。前翅長が5-6cmほどの成虫である。アサギマダラはこの時期、日本から西南諸島や台湾へ長距離を移動するが、この蝶も長旅への出発間際で、ここで羽根を休ませているのかもしれないと思うと、何か愛おしい気持ちになる。更に足を進めると、マムシグサの実が真っ赤に熟していた。茎の紫褐色のまだら模様がマムシに似ていることからこの名がついた、と聞く。賤ヶ岳山頂からの景観は抜群で、琵琶湖や余呉湖、湖西の山々、南の伊吹山など360度のパノラマを楽しんだ。昼食のあと、集合写真撮影を撮り、急坂を飯ノ浦切通しから余呉湖畔へと下りた。鏡のような湖面が美しかった。幾人かの太公望を見かけた。鯉、鮒、もろこ、えび、わかさぎ、うなぎ、などが釣れるらしい。余呉湖と横山岳、登ってきた賤ヶ岳を見ながら余呉駅まで歩いた。気持ちの良い秋空の下の山行であった。
(駒田 記)

・ 日 程=2021年10月24日(日)晴れ
・ リーダー=駒田一郎  サブリーダー=河原崎勝司
・ 参加者=10名
・コース = JR京都駅=余呉駅(9:35)〜登山口(9:45)〜大岩山(9:40)
    〜(12:05)賤ヶ岳△421m(12:40)〜飯ノ浦切通し(13:05)
    〜(13:23)余呉湖〜(14:47)余呉駅(解散)

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