街中は晴れていたが、雲ケ畑の最奥は曇って冷え冷えとしている。六体地蔵のある薬師峠から岩屋山の三角点までザックをデポして往復する。立ち枯れの木にキノコが多い。尾根筋の葉を落とした木立の隙間から周りの山並みが見えていて、夏の雰囲気とはまた違った様相である。811mの岩茸山を踏んで、山頂に向かうと作業道と合流しマイクロウェーブが建っていた。明るい雑木林を一登りすると送電線鉄塔に出る。そこからは東と西に大きく展望があり、遠く但馬の山並みもうかがえる。そこからは一登りで山頂だ。食後、志明院を通らず一つ手前の谷を降りると、登山道脇に山桜の巨木が立っていた。計測すると3.75m、かなりの大きさだ。初冬の雑木林でキノコを観察し、巨樹を愛でる、気持ちの良い山行だ。
(服部 記)
・ 日 程=2021年12月4日(土)晴のち曇り
・ リーダー=住吉 実 サブリーダー=加来繁幸
・ 参加者=12名
・コース = 出発地、雲ケ畑378m分岐(8:20)〜志明院(8:30)〜薬師峠(9:00)
〜△648.9m(9:20)〜薬師峠(9:30)〜811m(10:25)
〜山頂手前の鉄塔(11:05)〜(11:10)桟敷ヶ岳山頂△895.7m(11:45)
〜関電マイクロウェーブ(12:20)〜分岐(13:00)〜378m分岐(13:45)解散
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