師走にしては暖かい日となった。最近整備された東山城址の駐車場から城跡を通って尾根筋を登る。踏み跡ほどの道を丁寧にたどる。この山塊唯一の三角点、飛曽岳(478.8m)から急登を登ると、663mの飛曽山につく。さらに60m程登ると丈山北峰(シドロ峰)につく。辻の集落からは、この後ろの北中山(721m)と三つの頂が並んで美しく見える。下山は大峠から道なき谷筋を下ると、地図にない林道に出て、あっけなく下れた。辻集落に入り四本杉に立ち寄る。試しに実測すると9.8m余り、かなりの迫力だ。アベマキの立ち枯れに群生するナメコや登山道中の樹木、谷筋の植物たちを観察しながらの山行は、面白いものであった。東山城址から眺めた篠山盆地の霧、辻集落からの山並みなど印象深い山行となった。
(服部 記)
・ 日 程=2021年12月11日(土)晴れ
・ リーダー=横田和雄
・ 参加者=11名
・コース = 出発地、丹波篠山辻東山城址駐車場(8:20)〜東山城址(8:45)
〜403mコブ(9:15)〜飛曽岳△478.8m(9:55)〜飛曽山663m(10:40)
〜(11:20)シドロ山(丈山北峰723m)(12:00)〜大峠(12:30)
〜林道出会い(13:00)〜辻の四本杉(14:40)〜東山城址駐車場(15:00)解散
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