今冬はよく雪が降る。前日まで雪が舞う冬型の天気で、開催が危ぶまれたが、朝から日のさす好天になった。湖東の領域に入ると、霊山、伊吹、金糞と山々が白く光っており、気分を高めてくれた。坂口集落の夏道登山口に車を止め、すぐにスノーシューを履き、約50㎝の雪を踏みしめる。尾根筋までの登りを、先頭をこまめに交代しながら登って行く。スノーシュー登山が初めてという3名の初心者を含め、峠まで1時間余り、程よい汗加減だ。峠からは山本山から賤ヶ岳の山並みと奥に琵琶湖を遠望できた。一服後尾根道を南下、緩い上り下りをこなして田上山分岐を越し、高みを登ると山頂である。山頂を示す表示板がかろうじて雪から出ている。約1m程の雪だ。食後は峠の方に戻り、手前の460mのコブから西の尾根を伝って降りた。植林と雑木林の境の尾根を、シカの足跡をたどりながら快調に下ると、集落の墓場に出た。北陸道の脇道を北に進むと登山口に着いた。好天と程よい積雪で満足感の多い山行であった。
(服部 記)
・ 日 程=2022年1月22日(土)晴れ
・ リーダー=林本佐千枝 サブリーダー=加来繁幸
・ 参加者=14名
・コース = 出発地、余呉町坂口(北陸道ガード下)(9:55)~菅山寺分岐、尾根筋峠(11:15)
~田上山分岐(11:45)~(12:00)呉枯ノ峰山頂(12:35)~460mピーク(13:00)
~墓場、北陸道出会い(13:40)~登山口(14:00)解散
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