阿弥陀山は、古くから西方浄土の信仰の対象とされ、聖徳太子が創建したという太山寺があった。登山口の中野集落には太子堂の跡がある。中腹には太山寺城の城跡の地形が散らばっており、山頂は453.4m一等三角点である。それらを眺めながら登って行く。城址からは南尾根を一気に上がり防衛庁敷地の横を最高点470mに至る。食後、山頂にて集合写真を撮って、そのまま東尾根を下る。イワカガミの大群落やイヌブナの林を抜け、鞍部から登り返して高面山302mを越す。下草やブッシュの残った斜面を慎重に降りて住宅地に着いた。あとは林道を駐車地に戻る。
(服部 記)
・ 日 程=2022年5月6日(金)晴れ
・ リーダー=加来繁幸 サブリーダー=服部 忠
・ 参加者=15名
・コース =JR山科駅(8:30)=高島市安曇川町中野登山口(10:10)~大山寺城址(10:40)
~阿弥陀山南尾根~(12:00)最高地点(12:40)
~阿弥陀山山頂△556.3m(13:00)~東北尾根~高面山302m(14:00)
~安曇川町中野別荘地(14:30)=安曇川町中野登山口(15:10)
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