（一社）府岳連自然保護委員会主催の「春の自然観察会」である。傘下京都山の会として、20名もの参加であった。松尾大社の社叢を観察。特に京都市指定の天然記念物「カギカズラ」は分布の北限であり、その生態も珍しく茎の変形した鉤を使って他の植物に巻き付いて成長する。その後、鈴虫寺、苔寺から西芳寺谷を詰め、西芳寺古墳群や落葉樹、常緑樹、山野草を観察しながら歩いた。昼食をとった油谷では杉の木のてっぺんで鳴くオオルリの声に酔いしれた。約100種にのぼる植物と、20種にわたる野鳥と虫の観察、松尾大社、最福寺、鈴虫寺、苔寺の地歴を学んだ。
(服部 記)
・ 日 程＝2022年5月15日（日）曇り
・ リーダー＝服部 忠 サブリーダー＝北川嘉康
・ 参加者＝20名
・コース =松尾大社前鳥居（9:00）～月読神社（10:10）～最福寺（10:20）
～鈴虫寺（10:40）～苔寺（11:00）～山の神～西芳寺谷古墳群（12:00）
～（12:20）油谷、昼食（13:00）～往路を戻る～京都バス停留所（14:00）解散
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