2月の雪の為に延期して今日になった例会、春を通り過ぎて汗ばむ陽気に京都駅が近く旅行者、外国人観光客も増えてきた。五条大橋から源融(光源氏のモデルと)河原院跡地から高瀬川を南下して船廻し場跡を確かめる。河原町を横断して女子に御利益がある市比賣神社へ、平清盛と後白河法皇ゆかりの寺院が並んだ蓮光寺と長講堂。東本願寺別邸の涉成園には皆さんから入場したいとの声が上がったがここは桜の季節に訪れ1時間以上かけるべきなので諦めてもらう。東本願寺前は緑地公園の整備が進み3月24日にオープニングフェアが開催される。親鸞宗祖が祀られた御影堂と本尊阿弥陀様が祀られる阿弥陀堂に上がった。梅小路公園まで歩いて梅を楽しみお昼を済ませて島原へ。幸運にも残っている角屋(揚屋)輪違屋(置屋)大門も見て、今日甲子園抽選会が行われている平安高校へ野球に詳しいN氏の名解説を聞いてもらった。大宮キャンパスから西本願寺へ、いやでも目に飛び込んでくる煌びやかな秀吉好みの唐門、国宝の飛雲閣。本願寺発展に欠かせない興正寺(西本願寺南側)に行きたかったが時間の関係でパスして西本願寺の境内へ、東本願寺と反対で左側に御影堂右側に阿弥陀堂がドンと並んでいる。火を防ぐとされる樹齢400年の逆さ銀杏が秋に紅葉した姿を見てみたい。北側にある新撰組2番目の駐屯地は、時を太鼓で伝えたとされる太鼓楼付近だと表示されている。油小路「天満屋事件跡」、伊東甲子太郎殉難の碑があるお寺など油小路通は血生臭い事件が多かったと思われる。最後に伝導院へ1912年の建築。当初は皆が驚いたはずのパルテノン神殿を思わせる伊東忠太ワールドがまだまだ健在に立ち誇っていた。こんな大正時代の建物が多く残る。次回3月27日は三条通の建物を巡ってみようと思っている。
(一瀬 記 <写真提供 N氏&T氏>)
・ 日 程=2023年03月10日(金)晴れ
・ リーダー=一瀬
・ 参加者=20名
・コース=扇塚(10:10)~源融・河原院跡(10.:20)~市比賣神社(10:40)
~蓮光寺・長講堂(10:50)~涉成園(枳殻邸)(11:00)~東本願寺(11:20)
~富士ラビット(11:55)~新選組屯所・不動堂村(12:15)
~梅小路公園(12:25)~鉄道博物館(13:15)~角屋(13:30)
~輪違屋(13:45)~島原大門(13:50)~龍谷大学(14:10)
~西本願寺(14:30)~本願寺伝導院(15:10)~七条西洞院解散(15:20)
|