思いかけず大勢の参加者で、急遽二人にSLをお願いした。桜シーズン最後の日曜日、私たちと同じような格好のグループを何組も見かけた。うっかりすると他のグループに紛れてしまいそうだ。
浜大津駅を出発して、疏水取水口から第一トンネル入口までは桜・桜・桜。長等公園でもまた桜が出迎えてくれる。階段を上り展望台まで行くと大津の市街と琵琶湖が見渡せる。集合写真を撮って小関越へ向かうが、途中の老人ホーム近くで見事な桜に出会い撮影会が始まる。小関越の道ではたくさんの観光客と混じりながら、それぞれ自分のペースで喘ぎながら峠を目指す。
峠でしばしの休憩の後、他のグループとは距離を取り山科の疏水へ向かう。下る途中、第一竪坑の前で足を止める。130年前、疏水の第一トンネル掘削時の遺構だ。第一トンネル出口まで来ると、洞門の扁額に書かれた『廓其有容』の読み方と意味が書かれた看板に立ち止まる。山科側の疏水沿いに植えられた何種類もの桜を楽しみながら四ノ宮船溜まで来てお昼にする。
食後は毘沙門堂の見事な枝垂桜を見て感嘆する。山科駅に向かう帰り道、洛東高校前でびわ湖疏水船に出会う。大津を出発して今日は三回見られた。期待していた桜は散りかけていたが、他の花も含めて十分楽しませてくれた。名ばかりで未熟なLは、SLをはじめ大勢の参加者に助けてもらい、無事に例会を終えることが出来ました。ありがとうございました。
(斉藤 記 <写真提供 中村氏>)
・ 日 程=2023年04月02日(日)晴れ
・ リーダー=斉藤 サブリーダー=中村、一瀬
・ 参加者=32名
・コース=びわ湖浜大津駅(9:10)~(9:25)第二疏水取水口~(9:40)大津閘門
~(9:45)第一トンネル入口~(9:55)長等公園入口~(10:20)展望台(10:28)
~(10:45)小関越出合い~(10:57)小関越峠(11:05)~(11:15)第一竪坑(11:20)
~(11:40)第一トンネル出口~(12:00)四ノ宮船溜・昼食(12:40)
~(13:10)毘沙門堂(13:15)~(13:40)洛東高校(13:45)~(13:55)JR山科 解散
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