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武平峠を越えると、駐車場から道路脇まで車で溢れていた。ロープウェイで簡単に登れる山は敬遠されることが多いが、御在所岳の中道は人気があるらしい。
山容とロープウェイの眺めも良く、巨岩の積石に目を見張る。朝陽台で展望を満喫した後、観光客で賑わう舗装路を避けて御在所岳は踏まず、国見峠から国見岳に向かった。山頂手前にある石門も何か意味ありげな石積だった。石門の上と山頂から眺める御在所岳一帯の紅葉は、盛りは過ぎていたが美しかった。
下山は、たぶん一番利用者が少ないのではないかと思われる国見尾根から国見不動祠を通り、藤内小屋からスカイラインに出た。途中で藤内壁がよく見渡せて、クライマーの声も聞こえてくる。ガレ場で歩きにくい箇所もあったが、変化に富んでよかった。
不思議の国に紛れ込んだような楽しい一日だった。(田代 記)
・日 程=10月28日(日)
・コース=スカイライン車止め(中道)〜朝陽台〜国見峠〜国見岳〜国見尾根〜国見不動祠〜藤内小屋スカイライン〜車止め
・参加者=草川啓三・田代妙子
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