白山前衛「1467m峰(目附谷・うさぎ谷上部) 」(山スキー)
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 2日の夜から、福井県か石川県の雪のある山へ行こうと思ったが、22時前に家(滋賀県某所)に帰ると40cmの新雪。そんなアホな! それからメシも食わずに雪かき30分。ヘトヘト。翌日の朝も雪かき。結局3日13時に自宅を出発し、昨年途中敗退した一里野の目附谷からうさぎ谷の1467mのピ−クへ行くことにする。
 白山瀬名で温泉に入り、車中で寂しく一人宴会。夜中に激しい雨で目が覚める。ほんまかいな?
 生コンプラントを8時に出た時は快晴になっていた。積雪は昨年より2mほど少ないので、藪が隠れる所まで林道を行くしかない。この新雪には非常に泣かされた。シ−ルに雪が着いてダンゴになるわ、不規則にゴボルわで体力が激しく消耗する。快晴無風でなかったら敗退していたかも知れない。  林道から白山が一瞬チラッと見え、目がテンになる。尾根に最後の林道が交差する所から取り付く。下は雨だったが、新雪が50cmほど積もっている。昨日のトレ−スも消え、単独ラッセルは厳しい。
 12時30分、昨年来た1327mのピ−クへ到着。鞍部まで少し下り、標高差100mの急斜面の登りになる。これが重い新雪で、膝までのラッセルは少し力を抜くとズリ落ちる。あ〜しんど。
 あのピ−クへたどり着いたら、チラッと見えた白山が僕のものになる。それだけの思いで最後の気力を振り絞る。ブナの木に凍り付いた雪がキラキラと輝いてとても綺麗だ。
 13時30分、1467mのピ−クに到着。そこは想像以上の世界だった。この角度からの白山を今まで見たことがない。四塚山の斜面が素晴らしい。
 14時20分滑降開始。上部は重めのパウダ−で、スキーのトップを浮かして滑る。下部では激藪突入。15時30分、無事生コンプラントへ到着。
 名人早川さん曰く。「最も辛い登りの時が、実は最も山スキ-が楽しめるのです」同感、同感。(大塚 記)

・日 程=2月4日(日)
・コ−ス=目附谷橋(生コンブラント)〜目附谷林道〜うさぎ谷林道〜1327m峰〜1467m峰(往復)
・参加者=大塚
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