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左=スキー場から大谷山 右=伊吹山を遠望 |
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左=粟柄峠・赤坂山・三国山。右に乗鞍岳 右=琵琶湖を背景にオブジェ |
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駅で降りたもう一人はスーツ姿、バスに乗ったのは私だけ。
地元のYさんが、二日前に寒風〜赤坂と行ったとのこと。石庭から大谷山へを変更し、高原温泉さらさで降りる。
スキー場から雪があり、スノーシューをつける。踏み跡は第1リフトからスノーシューに変わり、スキー場の真ん中を行き、尾根の西山林道分岐点まで直行している。
九十九折れも所どころショートカットし、よく道を知った踏み跡であった。
U字型に掘れ込んだ道どおりに行くと、倒木あり吹き溜まりでの踏み抜きありで、踏跡をトレースした方が確実であった。
曲がり角ごとに琵琶湖がせり上がり、高度を稼ぐ。ブナの疎林の尾根は風が強く風紋ができ、踏み跡は定かではないが雪は硬く締っており、尾根の背を歩く。
右に粟柄峠への白い縦走路を見ると、すぐ寒風山。ここでお昼とする。
大谷山への道型見えず、積雪量が少ないので雪庇もたいして張り出していないが、風が強く安全に若狭側に寄ると、結構ラッセルを要しそう。
そこで、距離はあるが踏跡のある粟柄峠への稜線をたどることにする。
縦走路からの展望は300度ぐらい。左から、雲谷山・若狭湾・西方ヶ岳・三国山・赤坂山・明王の禿・(岩籠)・猿ヶ馬場・乗鞍岳・金糞岳(?)・伊吹山・大谷山。後方に比良の山並みを見通せる。三重嶽・大御影山は隠れる。
稜線は雪が締り歩き易いが、なにしろ風が強い。帽子の紐をしっかり締め、身を低くして進む。
粟柄峠から赤坂山は間近に見えるが、次回のお楽しみにして峠道を降りる。道はよく踏み込まれたU字型。赤坂に登る人が多いようで、踏跡も沢山。
東屋を過ぎ、春の陽射しを浴びながら気持ちよく下るが、スキー場手前で雪が融けておりスノーシューを外す。(多田 記)
・日 程=3月16日(金) 09:40-16:10
・コ−ス=高原温泉さらさ〜寒風山〜粟柄峠〜高原温泉さらさ
・参加者=多田
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