飛騨「輝山(北北東尾根)」(山スキー)
space
space
070320_1070320_2
space
space
左=北北東尾根の巨木  右=輝山山頂
space
space
070320_3070320_4
space
space
space
左=十石山と金山岩  右=焼岳
space
space
space
 週末ごとに悪天がやってくる天気予報に翻弄されて、行き先が決まったのは出発前日だった。北の方は天気が悪そうなので、かねてより気になっていた輝山北面にトライすることにした。
 土曜日に確認しておいた福地温泉の取付地点に着くと車が1台止まっており、単独行の若者が出発の準備をしていた。天気予報では曇り時々雪。かなり気温が下がるとのことだったが、天気はそんなに悪くない。車からほんの 100m ほど歩いたところでスキーをはいて、6時半に歩き出した。
 かすかなトレースを追いながら稜線に出た頃は、日が射してきて暑かった。単独行者は我々より後に出発していたが、違うトレースをたどって途中で合流し、先行しているようだ。その後、単独行者に追いつき、それからはトレースが消えて頂上まで延々とラッセルが続いた。頂上が近づいた頃、南面を上がって北面に下りてくる数人のパーティに出会った。何度もニセの頂上にがっかりさせられて、12時25分にようやく見覚えのある頂上に到達した。

 下りは素晴らしいパウダー!!。ここ1週間あまりの冷え込みと降雪で、3月の初めには想像できなかったような冬のコンディションに逆戻りしている。途中から登りのルートとは違うラインを下るので、先行者のトレースを盲目に追わずに何度も地図と GPS で位置を確認しながら慎重に下った。最後の方は雪が少なくなって、ところどころ石が出ている植林の隙間を縫うように下りてきた。
 下りてからは、平湯定番のひらゆの森の露天風呂でゆっくりし、スキーシーズンも終わったのか渋滞のない高速をスムーズに帰ることができて、大満足の山行だった。(松田 記)

・日 程=2月4日(日)
・コ−ス=取付地点( 6:30 )〜輝山 (12:25〜13:45)〜取付地点(16:00)
・参加者=田代妙子・荒川聖一・松田仁志
space

space
space
「個人山行」のページへ戻る
space
space
space
contents
space
to_top
space