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左=生杉ブナ林 右=長池 |
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左=野田畑西俣 右=野田畑谷の大木 |
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若走路谷から行きたかったが、時間的に厳しく生杉ブナ原生林を出発。
長池から若丹尾根鞍部を抜け、枕谷東俣から西俣へ。Ca800のピーク北まで谷を遡上。
縦走路と別れ、西南方向に進み、緩斜面になった所で、水飲み場への獣道をたどり谷底に下りる。
緑の濃い谷を下り、野田畑谷と出合い峠へと進む。
広い谷は大樹が聳え、その間を水は自由に流れ、気持ちもゆったりと。立ち止まる回数が多くなる。
峠から、府県境尾根と平行に西俣を詰める。
尾根との標高差が少ないこの独特の広い谷は、何とも素晴らしく、何処を切り取っても絵になる。
シンコボ分岐点の南鞍部に遡上する予定であったが、源流をたどって、由良川最源流の一滴を確認すると、南側尾根(昨年は岩谷からこの尾根に遡上)のピークに着いた。
府県境尾根に戻り、杉尾坂へ向かうが、尾根は812m方向に続いている。
明確な尾根の分岐はなく、山腹を450m下り、クツベ谷源頭鞍部から尾根を登り返すという難しいルート。
今日は緑の谷を存分に味わい、梅雨時にしては爽やかな天気に恵まれた。
次回、谷シリーズとして由良川本流を下りたいが、戻りの縦走路の時間配分も検討しないと…… (多田 記)
・日 程=6月27日 09:05-16:15
・コ−ス=生杉ブナ原生林〜長池〜枕谷〜野田畑谷〜クツベ谷〜上谷〜枕谷
・参加者=多田 徳ほか |
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