湖北「三国山(山スキー)」
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左=気分は最高  右=三国山・小さな雪庇
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左=山頂にて記念撮影  右=乗鞍岳を見て滑る
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 ロシニョールフリートレックをSさんから一式戴いた。山スキーの小型版で、気軽に山に入れるような気分にしてくれる。近郊の藪山には打って付けの86cmという短さだ。
 フリートレック愛好家の佐藤さんに誘われて三国山へ行ってきた。
 今日は晴れの天気予報だったのに、滋賀県に入ると雨が降ってきた。「嫌やな〜」と思いながらも三国山の入山口(在原手前の黒河越林道入口)まで車を走らせた。金具の調整をしてもらっている間に雨は上がった。歩き始めは板を持ち上げてしまったが、すぐに感覚をつかんでいつもの山スキーと変わらなくなった。積雪量はたっぷりで、程よく締まり歩きやすい。先行のワカンのトレースも潜っていなかった。今年は2月から雪が降ったためか、いつもの積雪状況と違うように感じた。快調に歩いて1時間半で黒河峠に着いた。
 ここからやっと山スキーの始まりである。例年より藪は埋まって歩きやすく、ブナ林の中も気持ち良かった。赤坂山方面や琵琶湖が眺められるようになると気分は最高潮。三国山の小さな雪庇が見えると、尾根のとおり右に回り込み、見た目より早く山頂に到着した。眺めの良い、気持ち良い山頂だった。天気も良くなり、雪庇の下で大休止とした。ワカン組は赤坂山に縦走しているようで、白い稜線にトレースが真っすぐ伸びていた。他に入山者はなく、貸切の静かな山頂だった。
 ショートスキーでの滑り始めは、後傾姿勢の悪い癖が出てやっぱり転んでしまった。会員外のゲストさんはスキーが上手く、後姿が格好良い。三人でトップを交代しながら楽しく滑り、あっという間に峠へ下りた。林道の下りは長い板だとスピードが出て快適なのだが、ショートスキーではいまひとつ乗れなかった。それでも、三国岳に来た中で今回が一番気持ち良かった。楽しい一日だった。(田代 記)

・日 程=3月8日
・コ−ス=黒河越林道入口(9:15)〜黒河峠(10:49〜11:00)〜三国山(12:15〜13:15)〜黒河越林道入口(14:15)
・参加者=佐藤由子・田代妙子・会員外1名
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