 |
左=疎林の尾根 右=気持ち良い稜線 |
 |
左=山頂で記念撮影 右=大谷の源流に滑り込む |
 |
 |
 |
北山と言っても山頂だけで、登り口も尾根も稜線も滋賀県である。草川さんが、今年初めにスノーシュで登られた時にスキーのシュプールがあったと言われるので、半信半疑ながら行ってみることにした。
植林の急登から始まった。天気予報は外れて降雪はなく、雪面はクラストしていた。尾根はすぐに雑木林の疎林になり、多少快適になってきた。尾根から沢の源頭にトラバースして稜線の鞍部に出た。稜線は広く疎林で、緩やかなアップダウンは気持ちよい稜線漫歩を楽しめた。
山頂に到着。雪面に中央分水嶺「三国岳」の標柱がちょこっと出ていた。シールを外し大谷の源流に滑り込み、昼食とした。樹林も美しい、とてもいいところだった。
シールを張って登り返す。稜線に出てシールを外して滑る。その後のアップダウンは階段登高を繰り返す。結構しんどいがトレーニングと思い我慢する。稜線は間違えなさそうなのに、二度も枝尾根に滑り込んでしまった。
シールを張って登り返す。これもトレーニング、トレーニング。稜線から尾根の滑りは、クラストが緩むことなくカリカリで、凍りついたスノーシュの轍がデコボコで滑り難かった。植林の中は斜滑降とキックターンで、根性で滑り下りた。これもトレーニング、トレーニング。
もう一度、降雪直後にスノーシュで荒らされる前に滑ってみたい。雪の状態が良かったら、シーズン始めのトレーニングにもってこいと思うのだが。(田代 記)
・日 程=1月25日
・参加者=草川啓三・佐藤由子・田代妙子
・コ−ス=南桑原(9:20)〜稜線(11:00)〜山頂(12:00〜12:10)〜大谷源流(12:20〜13:00)〜南桑原(15:35) |
|