北アルプス「唐松岳・五竜岳」
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左=剱岳  右=五竜岳山頂から鹿島槍ヶ岳
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五竜岳(五竜山荘より)
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 「いつか登りたいなぁ」の、山のひとつであった五竜岳。唐松岳との縦走コースで、今年訪れる機会を得た。ただ、心配なのは居座り続ける梅雨前線。出発当日はやっぱり雨。しかも止む気配ナシ。くー、今日のメンバーはみんな晴れ男、晴れ女やのになあ? 「愚痴っていても仕方ない。行けるとこまで行こう」と、ゴンドラ・リフトを乗り継いで八方尾根を上昇。
リフトの足元には、既に高山植物が咲き揃っている。これだけでも来た甲斐があった。しかし、八方池に着く頃にはときおり突風にも見舞われ、思わず先日の北海道での遭難事故が頭をよぎる。初日は無理せず、唐松岳頂上山荘泊まりとする。
 翌日は、小屋のスタッフの予言通りの快晴! 朝食前に唐松岳山頂ではご来光も拝めた。別にご来光フリークではないんだけど、やっぱりうれしいな。ここからは、月並みだけどホントに360度のパノラマ。白馬岳、立山、剱岳、穂高連峰、槍ヶ岳、八ヶ岳、そして富士山! あー、晴れるって素晴らしい。
 五竜岳への道は、予想以上に鎖場や岩場が多く、慎重に進む。目の前に今からめざす五竜岳を眺めながら、そして右手には近いうちにその頂に立ちたいと願う剱岳を見ながらの縦走路は、アルプスに来たことを実感。ワクワクしどうしであった。極めつけは、五竜岳山頂から見た鹿島槍ヶ岳。特徴ある双耳峰がくっきり見えて、またまた感動。眺望に恵まれ、また初めてみる高山植物も多く、大満足な山歩きとなった。
                                                       (原田文美 記)

・日 程=7月19日〜20日
・コース=八方池山荘(9:00)〜第3ケルン(10:00)〜唐松岳頂上山荘泊(13:00〜6:00)〜五竜岳(10:00)〜
     五竜山荘(11:00)〜遠見尾根(11:30)〜アルプス平駅(15:00)
・参加者=原田 毅・原田文美ほか
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