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左=部子山山頂 右=割谷滑降 |
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1150mから見た風景 |
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左=銀杏峯から部子山へ向かう稜線 右=割谷滑降 |
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日曜日は快晴の予報だが、雨の中を宝慶寺へ向かう。大野あたりで小雪になり、テントで宴会を終える頃にはそれも止んでいた。
翌朝は暗いうちから出て行った人たちを皮切りに、出発準備をしている間に10人くらいの人たちがスキーで登って行った。さすがに人気エリアである。
快晴無風の素晴らしい天気で、ジャケットを脱いで、樹氷の連なる気持ちのいい稜線を白山などの展望を楽しみながら登る。
銀杏峰の頂上は寒かったので風を避けて少し休憩し、シールを付けたまま部子山へ向かう。この稜線は、わずか1400m程度の山とは思えないようなシュカブラができており、アルプスの稜線気分が味わえた。
ひと頑張りしてたどり着いた部子山の頂上は風も無く、ゆっくりと昼食を楽しんだ。
頂上から北側をざっと眺め、滑降ルートは西割谷に決めた。大塚さんがいつものように奇声を発して先行される。ぼくも後を追うが、予想以上の素晴らしいパウダーに気分は舞い上がる。先月の金山岩に勝るとも劣らない素晴らしいルートで、ビデオや写真を撮りあいながら快適な沢を滑って行く。
ルートを熟知していると思われる先行者のトレースに導かれて、1時間の滑降で登り返し地点にたどり着いた。コルまでシールで登り返してから林道をめざすが、これがまた登り返しに対するプレゼントのような快適斜面だった。林道も先行者のトレースのおかげでおおむねスキーは滑り、養魚場までスムーズに下りることができた。
好天と予想以上の快適パウダーに、大満足の一日だった。(松田 記)
・日 程=2月21日
・コース=いこいの森(7:15)〜銀杏峰(10:10〜10:45)〜部子山(12:00〜13:20)〜登り返し地点(14:20)〜
林道(15:00)〜宝慶寺下の三叉路(15:55)
・参加者=大塚勇三・田代妙子・松田仁志 |
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