越中「猿ヶ山(山スキー)」
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 前夜、五箇山の西赤尾の道の駅で寝た。朝、小瀬まで移動し集落の林道入口に車を置いた。前日は激しい黄砂が降り山も汚れていたと思われるが、このあたりでは雪となり、山々はきれいに白く化粧し直されていた。見事な青空が広がり気持ちのいい朝。白い山を眺めていると心がはやった。
 林道を進みヘアピンカーブのところから尾根へと入った。雪は多く快適にひと登りしたところが最初の鉄塔がある約760m地点。ここから尾根は緩急をつけてせり上がってゆく。この尾根で一番の急斜面を登ると再び緩斜面の907mとなり、さらに急斜面となって第2、第3の鉄塔地点へと登る。尾根は狭いところもほとんどなく、下りの滑降が楽しみだ。最後の鉄塔から少し登ったところが1221.1mの三角点で、頂上への登りとなる。ゆったりと広がった斜面が続き、大きなブナが点在する素晴らしいところだ。こんな風景を楽しみながら登って行くと、ほとんど木のないだだっ広い頂上へと登り着いた。ここには雪のブロックで囲った屋根のないイグルーがつくられていた。昼食用のレストランとしたのだろう。
 さて待望の滑降は湿雪ながら新しい雪が50cmほども積もっている。重くて足をとられるがサイコーだ。特に頂上からの下りと1221m三角点の下が素晴らしく、北斜面では比較的雪も軽かった。907mからの急斜面には苦しめられたが何とか通過して無事林道へと戻った。誰とも出会わない極上の山の一日となった。(草川 記)

・日 程=3月22日
・コース=五箇山小瀬(7:10)〜約1240m地点昼食(11:10〜11:30)〜猿ヶ山(12:25〜12:45)〜小瀬(14:25)
・参加者=荒川聖一・草川啓三
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