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大塚さんからのお誘いで、今シーズン初の山スキーに銀杏峰へ。
いこいの森へ行く道は除雪されていなかったため、宝慶寺手前の橋の横の駐車スペースから、小雪の中をヘッドランプで歩き始める。この時期としては異常な暖かさである。
前日のものと思われるトレースが残っているが、今日は誰にも出会わない。天気が良くないせいだろう。雪はたっぷりあるが、昨年の2月末に来た時と較べるとまだまだ木の枝がたくさん出ている。
このところ雪の日が続いているようで、積雪状態が少し心配ではあるが、今日はできれば志目木谷を滑りたい。
小雪の中を登り続ける。たまにガスが切れることもあったが、頂上直下のプラトーに出ると、強風とガスでホワイトアウト状態。よりによってこんな時にGPSの電池が切れてしまう。きっちりと充電できていなかったようだ。
頂上はもうすぐのはずだが、自分たちのトレースすらほとんど残らないような状態で、頂上へ上がってしまうと下りる方向がわからなくなりそうだったので、頂上手前で引き返すことにした。
しばらくはシールのままで慎重に下って、何とか無事に尾根のところまで戻ってこれた。今日はこのまま登ってきた尾根を下ることにする。
重い雪でヤブも多く、大塚さんはいつも通りに軽快に滑っていかれるが、ぼくは転倒しまくりの苦行である。転倒のはずみか、いつのまにかデジカメを落としていたが、とても探しに戻る気にはならず、あっさり諦める。
最後の方でようやく両足加重の感覚を思い出してきたが、とても滑りを楽しむどころではなく、無事に戻れたことだけが収穫の一日(半日?)だった。(松田 記)
・日 程=1月9日
・コース=駐車地(6:28)〜頂上直下(10:06)〜駐車地(11:47)
・参加者=大塚勇三・松田仁志 |
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