北山「天狗杉・鞍馬尾根」
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天狗杉にて
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天狗杉を振り返る
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 26年ぶりの往路優勝を果たした日体大で盛り上がる箱根駅伝の復路スタートを見届けてから、登山靴の紐を結び駅へと向かう。出町柳から京都バスで花背峠まで行く。どのくらい積雪があるのかと楽しみにしていたが、今日は全くない。少々拍子抜け。アイゼンも出番がないようだ。それでもさすがに市内よりははるかに寒く、じっとしていると体が震えだす。コースの確認を済ませ天狗杉へ取付く。冬枯れの寒々とした景色のなか、葉を落とした木に宿るこんもりした丸いヤドリギがよく目立つ。ほどなく天狗杉に到着。いったん旧花背峠のお地蔵さんに降りて、ここから鞍馬寺にむけて鞍馬尾根をたどる。P674・P634ほか、ゆる〜いピークを何回か越えるものの、基本的に下り中心の楽々コースだ。ところどころ伐採された場所からの展望もいい。振り返って、花背の鉄塔、東に天ヶ岳はじめ大原の山、比叡山、その先に白い雪を被った比良の山並み。やがてうっそうとした森に入り、初詣で賑う鞍馬寺へ到着。パワースポットで名高い本殿金堂前の六芒星に立ち、新年の祈願を行った後、お神酒や甘酒の接待を受ける。こうして2013年が始まった! 身を切るような寒さの中だけど、歩いてよかった。ちなみに、今年の箱根駅伝は復路優勝が駒大。そして、総合優勝は日体大が30年ぶりに勝ち取っていた。(原田文美 記)

・日 程=1月3日
・コース=花背峠(11:15)〜天狗杉(11:35)〜旧花背峠(11:55)〜鞍馬寺(14:20)
・参加者=原田 毅・原田文美・松本裕里江
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