北信・頸城「戸隠山・火打山・妙高山」
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早朝の戸隠山
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天狗の庭から火打山
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左=妙高山にて  右=ハクサンコザクラ
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妙高山頂から火打山をバックに
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  友達から残暑ならぬ“酷暑”お見舞いをいただいたほど、記録的に暑かった今年の夏。元気印だけがとりえの私達も「こりゃたまらん!」と熱帯夜つづく京都を脱出し、お盆休みは避暑を兼ねた山旅にでかけた。めざすは戸隠高原と妙高高原。照りつける日差しは強烈だが、湿気が少ないため過ごしやすく夜はクーラーなしで眠れる! お山はお天気と気分に合わせての〜んびり登ろう。戸隠山は見た目は「え、登れんの?」と言いたくなる山容であったが、連続する岩場がなかなか楽しく名物の“蟻の塔渡り”も無事通過。山頂に着く頃にはガスにまかれてしまったが、ときおりガスが晴れるたびに稜線の先にどーんとそびえる高妻山が姿を見せてくれていた。
 妙高山と火打山はよく並び称され、その立地から二座続けて登られることが多い山だが、登ってみて初めてそれぞれの人となりではなく、山となりの違いを知った。火打山は「たおやか」という表現がぴったりで、高谷池〜天狗の庭にかけての湿原、点在する池塘に“さかさ火打”が映る様子は息を飲むほど美しい。ハクサンコザクラは小天狗の庭で見頃を迎えており、一面ピンクに見えるほどの大群生であった。いっぽう、妙高山は大倉乗越からその雄姿を眺めたのち、長助池分岐からは樹林の中につけられたゴロゴロ岩道の直登となり、周囲の景色も見えないままひょっこりと稜線へ出たと思ったらあっけなく山頂へ到着。愛想のない山やなぁという印象であった。しかし、外輪山を複数従えた姿は堂々たるもので、やっぱり「妙高連峰」の主峰なのだ。
 まだまだ登りたい山もあったが、今回はこれら三座に抑え次回の楽しみにとっておくことにした。再訪する口実のために。(原田文美 記)

・日 程=8月15日〜18日
・コース=15日 戸隠キャンプ場〜戸隠神社奥宮〜戸隠山〜一不動〜五地蔵山〜弥勒新道〜戸隠キャンプ場
     17日〜18日 笹ヶ峰キャンプ場〜富士見平〜高谷池ヒュッテ〜火打山〜高谷池ヒュッテ(泊)〜黒沢池ヒュッテ〜妙高山〜
            黒沢池ヒュッテ〜富士見平〜笹ヶ峰キャンプ場
・参加者=原田 毅・原田文美
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